鹿角市議会 > 2010-03-17 >
平成22年第2回定例会(第5号 3月17日)

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  1. 鹿角市議会 2010-03-17
    平成22年第2回定例会(第5号 3月17日)


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    平成22年第2回定例会(第5号 3月17日)    平成22年3月17日(水)午前10時開議  開議 第1 各常任委員会審査報告    質疑 第2 報告事件の審議    討論、採決  閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 第1 各常任委員会審査報告    総務財政常任委員会    教育民生常任委員会    産業建設常任委員会 第2 報告事件の審議    議案第 5号    議案第 6号    議案第 7号    議案第 8号    議案第 9号
       議案第10号    議案第11号    議案第12号    議案第13号    議案第14号    議案第15号    議案第16号    議案第17号    議案第18号    議案第19号    議案第20号    議案第21号    議案第22号    議案第23号    議案第24号    議案第25号    議案第26号    議案第27号    議案第28号    議案第29号    議案第30号    議案第31号    議案第32号    議案第33号    議案第34号    議案第35号    議案第36号    議案第37号    議案第38号    議案第39号    議案第40号    議案第41号    議案第42号    議案第43号    議案第44号    議案第45号    21陳情第 5号    21陳情第 6号    21陳情第11号    21陳情第13号    21陳情第15号    22陳情第 1号    22陳情第 2号    22陳情第 3号    22陳情第 4号    22陳情第 5号 第3 日程追加    議案の上程    決議第 1号 「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採択に向け           た取り組みを求める決議について    発議第 1号 鹿角市議会会議規則の一部改正について    発議第 2号 鹿角市議会委員会条例の一部改正について    発議第 3号 議会の議員の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改           正について    発議第 4号 JR不採用問題の早期解決を求める意見書の提出について    発議第 5号 保険で良い歯科医療の実現を求める意見書の提出について    発議第 6号 行政サービスの拡充を求める意見書の提出について    発議第 7号 地域別最低賃金の引き上げと最低賃金制度の改正を求める意見書の           提出について    発議第 8号 非核三原則の早期法制化を求める意見書の提出について 第4 日程追加    議案の上程    議案第46号 工事請負契約の締結について           (鹿角市地域情報通信基盤整備事業伝送路工事ほか)) 第5 日程追加    閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(20名)       1番  遠 藤 浩 二 君     2番  兎 澤 祐 一 君       3番  栗 山 尚 記 君     4番  田 口   裕 君       5番  和井内 貞 光 君     6番  児 玉 政 明 君       7番  倉 岡   誠 君     8番  吉 村 ア イ 君       9番  栁 舘 一 郎 君    10番  阿 部 博 文 君      11番  浅 石 昌 敏 君    12番  髙 杉 正 美 君      13番  宮 野 和 秀 君    14番  福 島 壽 榮 君      15番  黒 澤 一 夫 君    16番  中 西 日出男 君      17番  阿 部 佐太郎 君    18番  田 村 富 男 君      19番  米 田 健 一 君    20番  大 里 恭 司 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君 教育長       吉 成 博 雄 君    総務部長      木 村 忠 好 君 市民部長      中 山 一 男 君    産業建設部長    関   道 男 君 教育部長      青 山 武 夫 君    会計管理者職務代理者                                  栁 舘 ハツヨ 君 総務部付部長待遇  田 中 孝 夫 君    市民部次長     畠 山 義 孝 君 産業建設部次長   齊 藤 幸 平 君    教育次長      岩 根   務 君 総務課長      児 玉   晃 君    農業委員会事務局長 畠 山 行 雄 君 財政課長      阿 部   薫 君    監査委員事務局長  今 泉   修 君 選挙管理委員会事務局長           熊 谷 純 二 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員 事務局長      似 鳥 忠 夷 君    班長        金 澤   修 君 主任        田 原 智 明 君    主事        木 村 幸 樹 君     午前10時00分 開議 ○議長(黒澤一夫君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第5号により進めてまいります。
    ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(黒澤一夫君) これより議長報告をいたします。  お手元に配付しておりますとおり、監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が、また市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書が、それぞれ提出されております。  以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(黒澤一夫君) これより、日程第1、各常任委員会審査報告を行います。  去る3月2日の本会議において各常任委員会に付託いたしました議案第5号から議案第45号までの議案41件及び陳情5件についてそれぞれの常任委員会審査報告を受けます。なお、継続審査となっておりました陳情5件の審査結果につきましてもあわせて報告願います。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長宮野和秀君。     (総務財政常任委員長 宮野和秀君 登壇) ○総務財政常任委員長(宮野和秀君) おはようございます。  私から、去る3月2日の本会議において当総務財政常任委員会に付託されました議案10件、陳情2件及び継続審査となっておりました陳情2件について、その審査の経過と結果について報告いたします。  まず、議案第6号財産の処分についてでありますが、本案は旧合ノ野保育園の建物を、小坂一区、小坂二区、小坂三区自治会の共同の集会施設として無償譲渡するものであります。  本案の審査に当たり、現在申請のあった地元3自治会で使用している自治会館と敷地の今後の取り扱いと、無償譲渡申請のあった建物の契約の相手方がだれになるのかについてただしております。  これに対し、現在使用している自治会館については、旧合ノ野保育園の無償譲渡を受けた後、地元自治会で建物を解体し、更地にした上で敷地を市に返地することで協議を進めていること。  また、旧合ノ野保育園の建物の契約の相手方については、3自治会による利用組織とするなど、適正な形で契約を締結してまいりたいとの答弁がなされております。  本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第15号鹿角市部設置条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、産業建設部を廃止、新たに産業部と建設部を置く理由と、市の重点施策の具体的な推進方法についてただしております。  これに対し、来年度の本市の重点施策である農商工連携によるブランドアップ推進による産業振興と、雇用対策を重点的に推進するため、産業部長をトップとしたマネージメント体制の強化を図り、課を横断したプロジェクトチームを立ち上げ、部全体として精力的に取り組んでまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第16号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、及び議案第17号教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正についての2議案については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第18号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、地域手当を創設するため条例を改正するものであります。  本案の審査に当たり、条例の具体的な改正理由についてただしております。  これに対し、現在、商工振興課付で秋田県東京事務所へ派遣している職員について、企業誘致の手法等を県の実務を通して習得する「研修」という扱いとしていたが、平成22年度から積極的に市独自に企業誘致活動業務を拡大実施できることになったことから、派遣スタイルをこれまでの「研修」から「職務としての派遣」に切りかえ、物価水準の高い地域に勤務する職員の給与の調整を図るべく、法律に基づく地域手当を創設するため、条例を改正するものであるとの答弁がなされております。  さらに委員からは、企業誘致活動に対する専門部署の新設を含めた考え方があるのかについて、ただしております。  これに対し、企業誘致活動は、継続的に力を注いでいかなければならない重点施策の一つであるが、新しい専門部署を市独自に設置する手法ではなく、県東京事務所の職員派遣で得たノウハウや、企業情報を最大限に活用できるよう、当面は県への職員派遣という形を継続してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第19号鹿角市手数料条例の一部改正についてでありますが、本案は住民基本台帳カードの普及に向け、カードの交付手数料を改めるものでありますが、本案の審査に当たり市民がカードを持つことによる具体的な利用方法についてただしております。  これに対し、カードの利用形態としては、顔写真を入れることによって公的な身分証明書として活用できるほか、住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍証明などの発行手続をコンビニの情報端末機自動交付機で受けられるサービスなどを提供している自治体もあり、まずはカードの普及を図り、将来的には各種住民サービスの向上につなげてまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第27号平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、12款公債費、13款諸支出金について報告いたします。  今回の補正予算は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業や、実績見込みによる各事業費の調整を主な内容として編成されたものであり、条文第1条歳入歳出予算の補正では歳入歳出それぞれ596万1,000円を増額し、一般会計の総額を歳入歳出それぞれ172億6,807万1,000円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、条文及び歳入についてでありますが、地域活性化・きめ細かな臨時交付金の対象事業の選定の方法についてただしております。  これに対し、同交付金は国の二次補正予算で全国の各市町村に配分されたものであるが、新規事業というよりも、平成22年度の当初予算で予定してあった事業等を前倒ししたものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第27号中、当委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第34号平成21年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第2号)でありますが、本案は実績見込みにより事業費を減額するものであります。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第36号平成22年度鹿角市一般会計予算中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、3項徴税費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費について報告いたします。  平成22年度の当初予算は、第5次総合計画に掲げた将来都市像の実現に向け、「共動」の理念に基づいた市民参加型の行政のさらなる推進と、行政評価の結果対応方針重点11項目を推進するための事業などに重点的に取り組むとともに、市民の元気や活気の創出、鹿角らしさなどの拡大につながる魅力あふれる鹿角を目指すため編成されたものであり、条文第1条歳入歳出予算では、一般会計の総額を歳入歳出それぞれ160億7,978万6,000円とするものであります。  以下、本予算案の審査に当たり、各委員より出されました質疑・意見・要望等の主な内容について申し上げます。  まず、条文及び歳入についてでありますが、景気低迷に伴う法人市民税の課税状況の推移についてただしております。  これに対し、法人市民税の課税状況は、平成20年度が法人数全体で787社、平成21年度が776社と11社の減であるとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、市債が平成21年度当初予算に比べ31.3%増の3億9,280万円増となっているが、財政運営上問題がないのかただしております。  これに対し、市債がふえた理由としては、臨時財政対策債について地方財政計画に基づき予算計上した結果、前年度比で3億8,660万円ふえ、市債がふえた部分のほとんどが臨時財政対策債の増加分であること、臨時財政対策債は償還金の全額について、後年度の普通交付税算定の中で国が償還分を交付税措置することになり、また実質公債比率など、財政指数の悪化には影響を与えないとの答弁がなされております。  以上の審査の結果、議案第36号平成22年度鹿角市一般会計予算中、当常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第44号平成22年度鹿角市大湯財産区特別会計予算についてでありますが、本案は大湯財産区特別会計の平成22年度の歳入歳出予算の総額を1,281万7,000円とするものであります。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、21陳情第11号くらし支える行政サービス・人員拡充を求める陳情についてでありますが、本陳情につきましては、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、21陳情第15号病院跡地に武道館の設置を要望する陳情、及び22陳情第1号病院跡地に武道場の設置を要望する陳情についてでありますが、鹿角組合総合病院の跡地の利用計画として、現在市が進めようとしている(仮称)学習文化交流施設の兼ね合いが異なるのではないか、また陳情内容だけでは建設スペースが確保できるのか判断しかねるとの理由から、本陳情につきましては、不採択すべきものと決定いたしております。  次に、22陳情第3号非核三原則の法制化を求める意見書採択についての陳情についてでありますが、本陳情につきましては願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  以上で、総務財政常任委員会審査報告を終わります。  訂正お願いします。  議案第15号の鹿角市部設置条例のところですけれども、ここ重点施策であります、本年度、私「本年度」と言いましたけれども、これ「来年度」の間違いでございます。訂正願います。 ○議長(黒澤一夫君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。よって、総務財政常任委員会審査報告を終わります。     (総務財政常任委員長 宮野和秀君 降壇) ○議長(黒澤一夫君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長田村富男君。     (教育民生常任委員長 田村富男君 登壇) ○教育民生常任委員長(田村富男君) 私から、去る3月2日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案14件及び陳情2件並びに継続審査となっておりました陳情2件について、その審査の経過と結果をご報告いたします。  まず、議案第20号鹿角市スキー場条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、花輪スキー場に関連して、ジャンプ台の企画が変更になり、ランディングバーンの距離が不足していると聞いたが、国体の開催が正式に決まり、ジャンプ台を正規の物に整備する考えはないのかただしております。  これに対し、ルール改正があり、ノーマルヒルに1メートル不足していることにより、ミディアムヒルになっている。  県に対し、施設改修を要望しているが、平成19年度に一度改修していること、経費の面などから整備の目途は立っていないが、今後、全国規模の大会が予定されていることから、県に対して引き続き要望していきたいとの答弁がなされております。  さらに委員からは、インカレ、国体の開催に当たっては、市民一体となった取り組みをし、成功に向けて頑張っていただきたいとの要望が出されております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第21号鹿角市市単保育園設置条例の一部改正について及び議案第22号鹿角市保育園設置条例の一部改正についてでありますが、本議案2件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第23号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、国民健康保険の安定的な運営の原則から改正については理解するが、国民健康保険運営協議会の開催のおくれや、条例案と予算案を一度に提出するなど、一連の事務の進め方についてただしております。  これに対し、国民健康保険運営協議会については、事前に税率改正についての協議会を開催し、理解を得てきたところであるが、その後の市民への説明会の準備などに追われ、条例改正、補正予算、当初予算などの審議を行う協議会の開催がおくれたことについては、まことに申しわけなく思っている。  国民健康保険運営協議会委員の方々にはしっかりと説明をし、理解を得た上で、平成22年度以降の国民健康保険の運営に関しては、スムーズな運営ができるように努力していきたいとの答弁がなされております。  さらに委員からは、国民健康保険の仕組みや国民健康保険財政については、言葉事態が難しいことから、市民の立場に立った、市民にわかりやすい説明をしてもらいたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第27号平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、歳出2款2項市民共動費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項保健衛生費、9款消防費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、2款2項1目共動推進費の「自治会振興交付金」の減額内容についてただしております。  これに対し、基本額と世帯対応額の2種類に分類され、基本額は世帯数に応じて5段階に分かれており、世帯対応額は広報の配布世帯数に応じて1世帯当たり600円を、それぞれの自治会からの報告により算定しているが、実績額が確定したことによるものであるとの答弁がなされております。  次に、3款2項5目児童福祉施設費の「家庭的保育委託料」の減額内容についてただしております。  これに対し、家庭的保育は5人と定められており、毛馬内の「りんごっこ」で、当初5人と見込んでいたものであるが、4月からの受け入れができなかったことと、小規模施設のため年齢の違いなどにより、常時3人から4人になったためであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第27号中、当委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第28号平成21年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、本案の審査に当たり、特定健診の現状についてただしております。  これに対し、2年目の今年度においても目標値50%に対して、実施率は33%と、目標率に遠く及ばず、このままの受診率が続くとペナルティを受けるものである。  その後、受診についてPRを行っているが、依然として浸透していないこともあることから、保健協力員やさまざまな会合などに出席した際には、受診率の向上のために積極的な声かけをしていきたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第29号平成21年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第30号平成21年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)並びに議案第31号平成21年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、本議案3件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第36号平成22年度鹿角市一般会計予算中、歳出2款2項市民共動費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項保健衛生費、2項清掃費、7款1項3目消費者行政推進費、9款消防費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、2款2項2目生活安全対策費の「交通弱者対策補助金」の算出根拠についてただしております。  これに対し、金額についてはバス会社2社による平成20年度のバス回数券等の実績額を基にしており、70歳以上が65%、65歳以上の免許返納者を5%とし、対象者を70%として試算している。この数値は、公共交通会議で行ったバス利用者調査結果に基づく数値であるとの答弁がなされております。  次に、2款4項戸籍住民基本台帳費の「住基カードの無料化」について、所持することによるメリットとPR方法についてただしております。  これに対し、身分を証明するための活用は考えられるが、全国的には免許証などが考えられるため、免許証を返納された方、高齢者の方々にPRしていきたい。また公的部分での付加価値をつける検討をしており、ICチップも組み込まれていることから、早急に検討をして実施してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、3款民生費の生活保護にかかわるケースワーカーの充足数についてただしております。  これに対し、配置基準として被保護世帯240世帯までは3人で、その後80世帯増すごとに1人を配置する形になっており、鹿角市では平成22年度見込みで280世帯に対して、現在4人の配置となっている。  数字上では充足していることになるが、相談件数の増加など査察指導員を含め、協力して業務に当たっているとの答弁がなされております。  さらに委員から、民生費においては、保育園関係は対策が進んできているが、生活保護や高齢者支援については、今後期待される部分があるため、市民が安心して暮らせる鹿角市づくりをしていくために、第6次鹿角市総合計画には、それらについてぜひ盛り込んでいただきたいとの意見が述べられております。  次に、4款1項保健衛生費の「自殺予防対策事業」について、講習会や広報等でのPRは行われていると思うが、生活困窮者などへの対応といった点から、税務課などに納税相談に来た際など、必要に応じた連携が庁内で図られているのかただしております。  これに対し、税務課の納税相談を受けた際には、早急に福祉課へ連絡が入ることになっているが、場所が離れているため、必要に応じて税務課に出向いて相談を受けているとの答弁がなされております。  次に、10款教育費の「かづの夢創造school事業」について、次世代人材育成教育促進ということであるが、具体的内容についてただしております。  これに対し、小学校については、5年生を対象に2時間の授業時間を1単位として、1時間は講義・講演を行い、もう1時間は夢先生が一流のスポーツマンであった実体験を通し、仲間との触れ合い、大切さ伝え、夢に向かって苦労を乗り越えたという実感をしてもらうこととしており、全小学校を対象としている。  中学校においては、2年生を対象に大学教授を講師として講演を計画しており、平成22年度は科学に対する取り組みをきっかけに、将来鹿角を担う子供たちの芽になってもらう目的で、今後においても継続して行う事業であるとの答弁がなされております。  同じく、6項3目体育施設費の「看板等作成委託料」に関連し、城山野球場が東北楽天ゴールデンイーグルスの指定球場となるが、イベント等の考えはあるのかただしております。  これに対し、城山野球場のリニューアルオープン記念として、8月下旬に開催を予定している小学校の大会の際、開会式にあわせ調印式と式典を行う予定である。
     また、球団からの申し出により、年に1回、小学生を対象とした野球教室が開催されることとなっているため、大会の前後に予定したいとの答弁がなされております。  次に、平成22年度の全国学力学習状況調査の本市の対応についてただしております。  これに対し、新年度は悉皆調査を改めて、抽出調査となっており、市内では小学校4校、中学校3校が抽出校となっているが、それ以外の学校もすべて希望調査に参加する予定となっている。  調査終了後に自己採点を行い、教育委員会において結果をまとめて問題点を探り、課題について授業改善や施策に活用していきたい。  公開問題に関しても、教育的な問題もあることから公表を控えていたが、これまで同様授業改善に生かして、児童生徒の1人1人の学力を高めることとしているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第36号中、当委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第37号平成22年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、本会議においての質問に対し、国民健康保険の仕組みとして、県全体が一本化されるべきではないかとの答弁があったことと、厚生労働省でも話がされているようだが、その具体性についてただしております。  これに対し、市町村単位での話はないが、後期高齢者医療制度の兼ね合いから、県単位の広域的な運営をした方が望ましいという意見があり、国の研究会において話し合いがされているようであるが、具体的な話には至っていないとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第38号平成22年度鹿角市老人保健事業特別会計予算について及び議案第39号平成22年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、本議案2件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第40号平成22年度鹿角市介護保険事業特別会計予算についてでありますが、本案に審査に当たり、新たに2ユニットの増設が計画されているが、介護保険料への影響についてただしております。  これに対し、平成22年度で増設する2ユニット分については、第4期の計画に既に含まれていることから、第4期の保険料への影響は出ないが、第5期の保険料には影響が出てくるものと考えているとの答弁がなされております。  さらに委員からは、待機者の解消を図り、施設を建設すれば、保険料への影響が出ることから、待機者の解消及び保険料の抑制に向けて予防サービスなどを行うなど、高齢化が増す中において、自治会組織や市民センターを利用するなどの地域の取り組みをしなければならないと思うが、今後の取り組みについてただしております。  これに対し、待機者も多くなっていることから、施設への入所がよいのか在宅での介護サービスを充実した方がいいのかなど、さまざまな点から協議を進めている。  また、第4期の計画作成時には、市としての明確な整備方針が見えない反省点があったが、第5期計画に向けてはこれまでの反省点を踏まえ、1年前倒しをして広く意見を聞きながら整備計画をつくっていきたい。  あわせて、健康づくりという観点からも、高齢者介護のみならず健康増進班とも連携してとりるみたいと考えているとの答弁がなされております。  さらに、以前より鹿角市独自のプランを作成すべきとの意見を述べてきたが、今後第6次鹿角市総合計画に向けての取り組みについてただしております。  これに対し、介護全体の取り組みとして、平成22年度においてある程度の骨子を固めることとしておりますが、介護関係の施設と自宅介護の中間に集落コミュニティの活用について提案されており、現在、不確定ではあるが市内の1集落においてモデル事業の実施を希望され、市としてのかかわり等、平成22年度において方向性を示し、計画策定に向けて取り組みたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、継続審査となっておりました21陳情第6号「保険でよい歯科医療の実現を求める意見書」の採択を求める陳情についてでありますが、本陳情につきましては願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、21陳情第13号後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情についてでありますが、本陳情につきましては国の動向等流動的な部分があり、さらなる精査を要するため、継続審査すべきものと決定いたしております。  次に、22陳情第4号最低保障年金制度創設などを求める陳情についてでありますが、本陳情につきましては、一部趣旨は理解できるとし、趣旨採択という意見がある一方、現段階での判断は難しいとの意見から、さらなる精査を要するため継続審査すべきとの意見があり、採決の結果、継続審査すべきものと決定いたしております。  次に、22陳情第5号「子宮頸がん予防ワクチン」に対する公費助成に関する陳情についてでありますが、本陳情につきましては願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。児玉政明君。 ○6番(児玉政明君) 鹿角市スキー場条例の一部改正の中で、報告あったのですけれども、来年の冬季国体スキー競技会の開催が正式に決まったということで、市民一体となった取り組みをして頑張ってもらいたいという報告がありました。  まず、スキーのまち鹿角で開催するということで、市民を本当に巻き込んで盛り上げていってもらいたいなと思いますけれども、まず例年に比べて開催地の決定から開催まで、今回は特別に時間が、日数が短いわけでございますけれども、その中で国体事務局の設置や、今後の進め方等では審査されましたか、お伺いいたします。 ○教育民生常任委員長(田村富男君) 児玉議員の質問にお答えいたします。  期間が短い中での決定であるということで、それこそ官民一体となって頑張っていくという答弁はありましたけれども、具体的な事務局等に関しては、審議はまだされておりません。 ○議長(黒澤一夫君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。よって、教育民生常任委員会審査報告を終わります。     (教育民生常任委員長 田村富男君 降壇) ○議長(黒澤一夫君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長栁舘一郎君。     (産業建設常任委員長 栁舘一郎君 登壇) ○産業建設常任委員長(栁舘一郎君) 私から、去る3月2日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案21件及び陳情1件並びに継続審査となっておりました陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。  初めに、議案第5号工事委託契約の変更について(公共下水道湯瀬処理区浄化センター建設工事委託)でありますが、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第7号指定管理者の指定について(中滝ふるさと学舎)でありますが、本案は鹿角市中滝ふるさと学舎の指定管理者として、「特定非営利活動法人鹿角ふるさと学舎」を指定するものであります。  本案の審査に当たり、委員からは指定管理者が行う事業内容についてただしております。  これに対し、学舎の管理のみならず、市の施策と符合した交流居住や都市農村交流も念頭に置いており、農産物や加工品のネット販売や首都圏での観光イベント時の出店販売なども想定しているとの答弁がなされております。  さらに委員からは、今年には新幹線青森駅延伸などがなるが、広域観光として関連メニューなど、取り組みはあるのかただしております。  これに対し、現在、中滝ふるさと学舎のホームページ開設準備等を行っており、「しかのあんてな」等とリンクしながら、情報発信に努めていくとともに、広域的な連携としては滞留型の体験交流というメニューについての役割を担っていただきたいと考えているとの答弁がなされております。  さらに委員からは、指定管理者と定期的に協議の場を設け、主体的な意見を述べていき、事業展開についてのアドバイスや自立性の確保に向けて相談等にものっていただきたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、議案第7号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第8号指定管理者の指定について(かづのパークゴルフ公園)についてでありますが、本案はかづのパークゴルフ場の指定管理者として「東京美装興業株式会社」を指定するものであります。  本案の審査に当たり、委員からは指定管理するに当たり、今まで運営に協力してきたパークゴルフ協会と指定管理者との協議がなされているのかただしております。  これに対し、指定管理候補者からは、管理を受けた際には協会と綿密な協議を進めながら運営を行うとの提案がなされており、良好に運営されると考えているとの答弁がなされております。  さらに委員からは、現在、公園を管理している団体は応募しなかったのかただしております。  これに対し、現在管理している行政パートナーの「フレンドパーク」に声をかけたが、経理等の事務作業に難色を示し、断られているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第8号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第9号市道路線の廃止について及び議案第10号市道路線の変更についての2議案については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第11号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れの変更について及び議案第12号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて、並びに議案第13号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて、議案第14号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについての4議案についてでありますが、いずれも公共福祉の増進のため、各事業の推進を図る上で、経費の一部を平成22年度一般会計予算より繰り入れするものであり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第24号鹿角市簡易水道条例の一部改正について及び議案第26号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての2議案でありますが、本案は甚兵エ川原簡易水道の上水道統合により、それぞれ条文内に記載されている給水地域についての削除及び追加をする改正内容であります。  本案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第25号鹿角市地域間交流広場条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員からは老朽化した電光掲示板を撤去するための条例の改正ということだが、地域間交流広場は観光宣伝をするには非常に良好な場所であると思うが、電光掲示板撤去後新たに看板等を設置する考えはないのかただしております。  これに対し、広場内には案内板等が並列して設置されており、また別の場所ではあるが澄川温泉の土砂災害時に設置された修理看板等が老朽化しているため、観光看板として代替し活用する予定であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第27号平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、歳出4款3項水道費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本補正予算は各種事業の精算見込み等による増減額が主な内容でありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、6款2項林業費の製材等JAS認定支援補助金について申請予定をしている市内事業所の認定取得が当初よりおくれているが、認定を得られるのかただしております。  これに対し、申請に必要である有資格者の資格取得について、資格講習の開催時期がずれ込んだため、年度内の申請が困難になったものであるが、試験にも合格しており、課されている一定期間の実務研修期間があける4月にも事業所では申請をする予定とのことであるとの答弁がなされております。  さらに委員からは、補助事業で行われる公共事業については、JAS規格品の使用が求められるが、市内事業所が認定を受けることで、市営住宅の木造戸建て住宅への地元産材使用が可能なのかただしております。  これに対し、工事に関しては地元発注を予定しており、材料についても市内の事業所がJAS認定を取得していれば、地元産材使用の可能性はあるとの答弁がなされております。  次に、8款5項1目住宅管理費について、各市営住宅の今後の修繕計画等についてただしております。  これに対し、基本的には効率的な修繕計画により長寿命化を図っていくこととしており、建てかえ計画のある住宅に関しても時間を要するため、効率的な修繕により状態の保持に努めたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第27号中、当常任委員会の所管の補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第32号平成21年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第4号)及び議案第33号平成21年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)並びに議案第35号平成21年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)の議案についてでありますが、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第36号平成22年度鹿角市一般会計予算中、歳出4款3項水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款1項1目商工総務費、2目商工振興費、4目企業誘致対策費、2項観光費、8款土木費、11款災害復旧費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、6款農林水産業費10項畜産振興費の「かづの牛生産振興対策事業費補助金」の制度内容についてただしております。  これに対し、県内では鹿角地域にしかない日本短角種の増頭対策として、繁殖用雌牛の購入助成と繁殖用雌子牛の自家保有へ助成をする制度であり、日本短角種は夏山冬里方式で非常に飼育しやすく、強いという飼育するときのメリットがあるため、購入動機の後押しとなるように購入助成を準備し、さらに一定期間雌子牛を保有してもらうことで出産による頭数増も見込めることから、自家保有への助成と二本立ての助成制度としたものであるとの答弁がなされております。  次に、7款1項商工振興費2目施設改修工事費の花輪定期市場の大規模改修について、出店スペースの水回りや、トイレの臭気等の衛生問題や周辺環境との統一性など、いろいろな改善点があると思うが、事業者の意向等を聞いて計画を作成しているのかただしております。  これに対し、指定管理者や市日会の役員等と複数回にわたり協議を重ねており、そこで出された課題等も踏まえ、ある程度出店者等の意向に沿った整備計画であると考えている。  また、屋根には雁木を設けるなど、周辺地域の環境に溶け込むよう配慮した設計を考えているとの答弁がなされております。  さらに、改修工事期間や期間中の定期市場の開催についてただしております。  これに対し、計画では定期市場内の全面舗装工事も予定しているため、降雪期までに改修したいと考え、7月から11月までの工事期間として予定しているが、お盆の時期以降の工事が可能か、実施設計の内容を踏まえて検討することとしている。  また、工事期間中の定期市場の開催については、市日会の意向を踏まえ、例えば工事区域を分け、先に完了したスペースへ仮設市場として開設が可能かどうかなど、関係者と協議を進めているとの答弁がなされております。  次に、7款2項観光費の鹿角まなび旅奨励補助金に関連して、先般、当市が自然エネルギー自給率県内一という報道がなされたが、鹿角のブランドアップとして、教育旅行のコースに取り入れることができないかただしております。  これに対し、昨年、市で作成した教育旅行誘致のパンフレットにクリーンエネルギーについての学習コースとして、地熱発電を紹介しており、実際にエージェントのモニターツアーでも視察をいただいているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第36号中、当常任委員会の所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第41号平成22年度鹿角市下水道事業特別会計予算でありますが、本案の審査に当たり、委員からは下水道への接続率の向上に向けた制度についてただしております。  これに対し、今年度当初より、従来の水洗化に対する融資あっせん制度の最長利用期間を延長するなど、制度の拡充を図っており、また3月1日より秋田県で開始した住宅リフォームに対する一部助成制度も、水洗化工事が対象となることから、指定工事店へも営業時のさらなるPRをお願いしているところであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第42号平成22年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算でありますが、本案の審査に当たり、委員からは現段階において今後の事業予定箇所が決定しているのか、ただしております。  これに対し、本予算にはまだ反映されていないが、現在、松山・大欠・石野・土深井を一つの処理区とする「末広地区」が市へ事業要望をすべく活動しており、今後事業要望が提出されれば、事業採択へ向けた関連予算を補正予算としてお願いする予定であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第43号平成22年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算についてでありますが、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第45号平成22年度鹿角市上水道事業会計予算でありますが、本案の審査に当たり、委員からは上水道の管理体制が少人数で管理されているが、その体制の見直し等も視野に入れ、安全な上水道の提供に努めていただきたいとの意見が述べられています。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、22陳情第2号最低賃金の大幅引き上げと全国一律最低賃金制度確立を国に求める意見書採択を求める陳情についてでありますが、本陳情につきましては、労働者の最低賃金の引き上げのみならず、中小零細業者への経営支援策の検討も含めた地域経済全体の改善を図るという内容であり、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、継続審査となっておりました21陳情第5号「JR不採用問題の早期解決を求める陳情」についてでありますが、本陳情につきましては現在も係争中の事案ではあるが、政府が早期の問題解決を公言していることから、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会の結果報告を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。児玉政明君。 ○6番(児玉政明君) 市営住宅の件でございますけれども、平成22年度一般会計予算にも工事請負費、施設整備工事費等、予算措置しておられますけれども、まずこの不況下で市民が望んでいることは、まず木造住宅部分については地元産材を利用、または先ほどの報告でもあったのですけれども、工事は地元業者ということがあったのですけれども、地元の建設業者、まず大きな業者から小さな業者まであるのですけれども、広く参入できるような仕組み、体制づくりということを言われておりますけれども、このことについて審査はありましたか。お伺いします。 ○産業建設常任委員長(栁舘一郎君) それでは、児玉議員の質問にお答えしたいと思います。  やはり、委員会でも同じような議論が各委員から出されまして、基本的には市内に本社のある業者にすべてを発注したいという旨のご答弁がありました。  そんな感じで、これは基本的に1棟1,500万円規模の予算だったと思うのですが、ではそれ1棟ずつ配分するのかどうかこうのという報告はなくて、いずれ市内に本社のある業者にすべてを委託、発注したいというような答弁は得てございます。 ○議長(黒澤一夫君) ほかにございませんか。髙杉正美君。 ○12番(髙杉正美君) 先ほど、下水道の審査報告があったのですが、現在鹿角市では切りかえ率が50%台ということで、とんでもない低い率になっております。そういう意味では、繰入金の多額さ、それから関係する流域下水道の負担金、それから市債、市債に対する高額な利息と、これらを含めると切りかえは先ほどは業者の方にお願いしてあるという、県の施策についてもリンクしていくのだという話があったのですけれども、やはりこれらを少しずつでも解消していって、切りかえ率はやはり市独自でやっていかないと、なかなか県レベルに上がっていかないのではないかなと。あわせて、それらを、不明水の件もあります。どこから水が入って来るかわからない下水道の量もある。これ不明水というのですけれども、それらを解消すれば下水道料金は下げる可能性があるのではないかと私は考えます。これらについて審査したのかどうかお伺いしたいと思います。 ○産業建設常任委員長(栁舘一郎君) それでは、髙杉議員の質問に対してご答弁申し上げたいと思います。  やや同じような質問が、やはり委員会でも質問というよりも議論がなされました。  例えば、下水道の本管は引いているのですが、その率が5割ちょっとだと。100%皆さんが陳情した当初からの皆さんが引き込めば、相当繰り出しも少なくなるし、下水道料金の引き下げもできるだろうと、だから市当局もそれは頑張るべきだということは申し入れました。それに対しては、そのとおり頑張るという答弁は得てございます。
     それと、その下水道の普及率が文化水準のバロメーターにもなっているから、ぜひ頑張っていただきたいと。それもやるという答弁はいただいております。 ○議長(黒澤一夫君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。よって、産業建設常任委員会審査報告を終わります。     (産業建設常任委員長 栁舘一郎君 降壇) ○議長(黒澤一夫君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(黒澤一夫君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第5号工事委託契約の変更について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第5号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございせんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第5号工事委託契約の変更については原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号財産の処分について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第6号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第6号財産の処分については原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号指定管理者の指定についてを議題といたしますが、地方自治法第117条の規定により、和井内貞光君、宮野和秀君、福島壽榮君の退席を求めます。  議案第7号指定管理者の指定について(中滝ふるさと学舎)、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第7号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第7号指定管理者の指定について(中滝ふるさと学舎)は原案のとおり可決されました。  ここで、和井内貞光君、宮野和秀君、福島壽榮君の復席を求めるため、暫時休憩いたします。     午前11時16分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時17分 再開 ○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第8号指定管理者の指定について(かづのパークゴルフ公園)、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第8号について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第8号指定管理者の指定について(かづのパークゴルフ公園)については原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号市道路線の廃止について及び議案第10号市道路線の変更についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案2件について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第9号及び議案第10号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第9号市道路線の廃止について及び議案第10号市道路線の変更についての2議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れの変更について及び議案第12号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて並びに議案第13号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて、議案第14号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについての4議案について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第11号から議案第14号までの4議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第11号から議案第14号までの4議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第11号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れの変更について及び議案第12号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて並びに議案第13号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて、議案第14号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについての4議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号鹿角市部設置条例の一部改正について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第15号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第15号鹿角市部設置条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について及び議案第17号教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について並びに議案第18号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの3議案は、委員長の報告は原案可決であります。  本議案3件について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第16号から議案第18号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第16号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について及び議案第17号教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について並びに議案第18号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての3議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号鹿角市手数料条例の一部改正について及び議案第20号鹿角市スキー場条例の一部改正についての2議案は、委員長の報告は原案可決であります。  本議案2件について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第19号及び議案第20号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第19号鹿角市手数料条例の一部改正について及び議案第20号鹿角市スキー場条例の一部改正についての2議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号鹿角市市単保育園設置条例の一部改正について及び議案第22号鹿角市保育園設置条例の一部改正についての2議案は、委員長の報告は原案可決であります。  本議案2件について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第21号及び議案第22号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第21号鹿角市市単保育園設置条例の一部改正について及び議案第22号鹿角市市単保育園設置条例の一部改正についての2議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第23号について討論の通告がありますので、これを認めます。遠藤浩二君。 ○1番(遠藤浩二君) 通告に従いまして、発言させていただきます。  議案第23号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正について。いわゆる国民健康保険税の引き上げについて、反対の討論をいたします。  私は昨年の12月の定例議会でもこの国民健康保険税について取り上げました。それは、国民健康保険税を引き下げてほしいという発言でした。そのころより、国民健康保険運営協議会について皮肉にも引き上げの検討がなされたということであります。今定例議会において、一般質問では2氏の方が国民健康保険税に関して質問いたしました。先ほど、担当常任委員会である教育民生常任委員会では、そのさまざまな国民健康保険税に関しての発言があったと。私は根本的にこの引き上げについて反対をするものであります。それは、12月定例議会で発言したと同様、私の政治信条、国民健康保険税、社会保障制度を充実させなければならないと。ただし、私、国民健康保険税の鹿角市の推移を見ますと、今まで引き上げずによく頑張っておられたとも考えております。ただし、それを引き続き行ってほしかったと。  市長におかれましては、秋田県内一の子育て支援を目指すと言われておりましたけれども、広く一般市民の国民健康保険税を充実させ、社会保障制度を充実させることが市民の要求にこたえるものだと、私個人は考えております。  昨年でしょうか、日本の貧困率が発表されました。15.7%というものです。このデータは、実は2007年のものでございます。その後、2008年9月にリーマンショックがございました。私は、国民はさらなる貧困になっているものと考えます。この鹿角市でも同様ではないかと考えます。市民の暮らし、これが大変な、今こそ社会保障制度の充実に努めるべきではないかと思っております。  このような市民の暮らしが大変な中、大幅な引き上げは市民の生命を脅かすものと考えております。市民の暮らし、命を守る立場から、国民健康保険税引き上げについて反対の立場として発言させていただきます。以上であります。 ○議長(黒澤一夫君) ほかに討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これより起立により採決いたします。議案第23号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正について、委員長の報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(黒澤一夫君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第23号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号鹿角市簡易水道条例の一部改正について及び議案第25号鹿角市地域間交流広場条例の一部改正について並びに議案第26号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての3議案は、委員長の報告は原案可決であります。  議案第24号から議案第26号までの3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第24号から議案第26号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第24号鹿角市簡易水道条例の一部改正について及び議案第25号鹿角市地域間交流広場条例の一部改正について並びに議案第26号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての3議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)は、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第27号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第27号平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)は原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号平成21年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)及び、議案第29号平成21年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)並びに、議案第30号平成21年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、議案第31号平成21年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の4議案について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第28号から議案第31号までの4議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第28号から議案第31号までの4議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第28号平成21年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)及び、議案第29号平成21年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)並びに、議案第30号平成21年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、議案第31号平成21年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の4議案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号平成21年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第4号)及び、議案第33号平成21年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)並びに、議案第34号平成21年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第2号)、議案第35号平成21年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)の4議案について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第32号から議案第35号までの4議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第32号から議案第35号までの4議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第32号平成21年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第4号)及び、議案第33号平成21年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)並びに、議案第34号平成21年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第2号)、議案第35号平成21年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)の4議案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号平成22年度鹿角市一般会計予算について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第36号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第36号平成22年度鹿角市一般会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号平成22年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第37号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第37号平成22年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号平成22年度鹿角市老人保健事業特別会計予算及び、議案第39号平成22年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算並びに議案第40号平成22年度鹿角市介護保険事業特別会計予算の3議案について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第38号から議案第40号までの3議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第38号から議案第40号までの3議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第38号平成22年度鹿角市老人保健事業特別会計予算及び、議案第39号平成22年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算並びに議案第40号平成22年度鹿角市介護保険事業特別会計予算の3議案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号平成22年度鹿角市下水道事業特別会計予算及び、議案第42号平成22年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算並びに議案第43号平成22年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算、議案第44号平成22年度鹿角市大湯財産区特別会計予算、議案第45号平成22年度鹿角市上水道事業会計予算の5議案について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第41号から議案第45号までの5議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。議案第41号から議案第45号までの5議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第41号平成22年度鹿角市下水道事業特別会計予算及び、議案第42号平成22年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算並びに議案第43号平成22年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算、議案第44号平成22年度鹿角市大湯財産区特別会計予算、議案第45号平成22年度鹿角市上水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、継続審査となっておりました21陳情第5号JR不採用問題の早期解決を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。21陳情第5号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、21陳情第5号JR不採用問題の早期解決を求める陳情は採択と決定いたします。  次に、21陳情第6号保険で良い歯科医療の実現を求める意見書の採択を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。21陳情第6号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、21陳情第6号保険で良い歯科医療の実現を求める意見書の採択を求める陳情は、採択と決定いたします。  次に、21陳情第11号暮らし支える行政サービス・人員の拡充を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。21陳情第11号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、21陳情第11号暮らし支える行政サービス・人員の拡充を求める陳情は、採択と決定いたします。  次に、21陳情第13号後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。21陳情第13号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、21陳情第13号後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情は継続審査と決定いたします。  次に、21陳情第15号病院跡地に武道場の設置を要望する陳情について、委員長の報告は不採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。  本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(黒澤一夫君) 賛成者がおりませんので、21陳情第15号病院跡地に武道場の設置を要望する陳情は、不採択と決定いたします。  次に、22陳情第1号病院跡地に武道場の設置を要望する陳情について、委員長の報告は不採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。  本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(黒澤一夫君) 賛成者がおりませんので、22陳情第1号病院跡地に武道場の設置を要望する陳情は、不採択と決定いたします。  次に、22陳情第2号最低賃金の大幅引き上げと全国一律最低賃金制度確立を国に求める意見書採択を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。22陳情第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、22陳情第2号最低賃金の大幅引き上げと全国一律最低賃金制度確立を国に求める意見書採択を求める陳情は、採択と決定いたします。  次に、22陳情第3号非核三原則の法制化を求める意見書採択についての陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。22陳情第3号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、22陳情第3号非核三原則の法制化を求める意見書採択についての陳情は、採択と決定いたします。  次に、22陳情第4号最低保障年金制度創設などを求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。22陳情第4号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、22陳情第4号最低保障年金制度創設などを求める陳情は、継続審査と決定いたします。  次に、22陳情第5号子宮頸がん予防ワクチンに対する公費助成に関する陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。22陳情第5号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、22陳情第5号子宮頸がん予防ワクチンに対する公費助成に関する陳情は、採択と決定いたします。
     ここで、暫時休憩いたします。  この後、議会運営委員会を予定しております。  議員の皆様は、昼食のため午後1時まで休憩とさせていただきます。     午前11時55分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午後 1時00分 再開 ○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(黒澤一夫君) ただいま、髙杉正美君ほか7名の方々より、決議1件並びに発議8件が提出されました。  お諮りいたします。  ただいま提出されました決議1件並びに発議8件を本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、ただいま提出されました決議1件並びに発議8件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となりました決議1件並びに発議8件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決します。  初めに、決議第1号「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採択に向けた取り組みを求める決議についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。髙杉正美君。     (12番 髙杉正美君 登壇) ○12番(髙杉正美君) 私から決議第1号について、提案理由を説明申し上げます。  本年5月にニューヨークにおいて、核兵器廃絶に向けた唯一の国際合意である「核不拡散条約」の再検討会議が開催されます。被爆国の政府として、核兵器廃絶の取り組みを確実なものにするため、2020年までに核兵器を廃絶するための道筋を示した「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を議題として提案するとともに、その採択に向け、核保有国を初めとする各国政府への働きかけを求め、決議するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いしまして提案説明といたします。 ○議長(黒澤一夫君) 提案理由の説明を終わります。  これより、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  決議第1号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  決議第1号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、決議第1号「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採択に向けた取り組みを求める決議については原案のとおり可決されました。  次に、発議第1号鹿角市議会会議規則の一部改正についてから、発議第8号非核三原則の法制化を求める意見書の提出についてまでの8件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。髙杉正美君。     (12番 髙杉正美君 登壇) ○12番(髙杉正美君) 私から、発議第1号から発議第8号について、提案理由をご説明申し上げます。  まず、発議第1号鹿角市議会会議規則の一部改正についてでありますが、当市議会では、昨年6月より議会改革検討委員会を設置し、広く市民の理解が得られる議会のあり方について協議を重ねております。  そこで、初めの取り組みとして、質問と答弁が簡潔明瞭でわかりやすい一般質問を行うことを目的に、同年9月定例会より「一問一答制」を取り入れております。今回はさらにこの一般質問において、質問の論点・争点を明確にするため、市長などの当局説明者に対し、反問権を認めるため、規則の改正を提案するものであります。  次に、発議第2号鹿角市議会委員会条例の一部改正についてでありますが、4月から市長部局を3部体制から4部体制へ組織機構の見直しを行うことに伴い、常任委員会の所管を規定する条例の改正を提案するものであります。  次に、発議第3号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてでありますが、昨今の社会状況の悪化により、地域経済は依然として低迷を続けており、本市の財政状況は健全性が保たれているとしながらも、今後も厳しい行財政運営が求められることを踏まえ、議員報酬の月額を減額する条例の改正を提案するものであります。  次に、発議第4号JR不採用問題の早期解決を求める意見書の提出についてでありますが、国鉄の分割民営化から満21年が経過しておりますが、「1,047名JR不採用問題」が未解決なままとなっており、人道的見地からも速やかな解決が求められております。  政府の責任で早期開発を図るべきとの国際労働機関の勧告を真摯に受けとめ、関係者への働きかけを行うことなどを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第5号保険で良い歯科医療の実現を求める意見書の提出についてでありますが、歯や口腔を健康な状態に保つことは、全身の健康増進にもつながり、国民医療費節減にも役立つことが8020運動で実証されていることから、入れ歯の装着や歯周病の治療など、歯科医療における保険給付の範囲拡大と患者の窓口負担の軽減、また歯科医療従事者の労働環境の改善を求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第6号行政サービスの拡充を求める意見書の提出についてでありますが、雇用問題を初め、医療、年金、貧困などさまざまな社会不安が増大する中、国民の安全と安心を確保し、セーフティネットを再構築することが求められており、国の役割が重要となっていることから国の責任で行うべき行政サービスの拡充を求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第7号地域別最低賃金の引き上げと最低賃金制度の改正を求める意見書の提出についてでありますが、働いても貧困から抜け出せないワーキング・プアの増加が内需を冷え込ませ、不況の長期化を招いております。このことが社会保障の揺らぎ、地域社会の衰退、社会不安を引き起こしていることから、最低賃金を引き上げるとともに、地域間格差を是正し、全国一律最低賃金制度の確立や中小零細業者に対する経営支援策等を求め、意見書を提出するものであります。  次に発議第8号非核三原則の早期法制化を求める意見書の提出についてでありますが、アメリカのオバマ大統領が「核兵器のない世界」を追求していくことを明言して以降、核兵器廃絶に向けた世界的な流れは加速しています。核戦争唯一の被爆国として、核兵器廃絶に向けた主導的役割を果たすため「非核三原則」の早期法制化を求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(黒澤一夫君) 提案理由の説明を終わります。  これより、質疑を受けます。発議第1号から発議第8号までの8件について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  初めに、発議第1号鹿角市議会会議規則の一部改正について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  発議第1号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第1号鹿角市議会会議規則の一部改正は原案のとおり可決されました。  次に、発議第2号鹿角市議会委員会条例の一部改正について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  発議第2号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第2号鹿角市議会委員会条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、発議第3号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  発議第3号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第3号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、発議第4号JR不採用問題の早期解決を求める意見書の提出について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  発議第4号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第4号JR不採用問題の早期解決を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。  次に、発議第5号保険で良い歯科医療の実現を求める意見書の提出について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  発議第5号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第5号保険で良い歯科医療の実現を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。  次に、発議第6号行政サービスの拡充を求める意見書の提出について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  発議第6号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第6号行政サービスの拡充を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。  次に、発議第7号地域別最低賃金の引き上げと最低賃金制度の改正を求める意見書の提出について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  発議第7号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第7号地域別最低賃金の引き上げと最低賃金制度の改正を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。  次に、発議第8号非核三原則の法制化を求める意見書の提出について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  発議第8号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第8号非核三原則の法制化を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。
    ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(黒澤一夫君) ただいま議案1件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました議案について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました議案1件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  それでは、議案第46号工事請負契約の締結についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) ご説明申し上げます。  追加提案議案書をお開きいただきたいと思います。  議案第46号工事請負契約の締結について(鹿角市地域情報通信基盤整備事業伝送路工事ほか))であります。  次のページをお開き願います。  議案第46号工事請負契約の締結について。  下記のとおり工事請負契約を締結するため、地方自治法及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求める。  平成22年3月17日提出 鹿角市長。  この事業については、平成22年2月2日開催の臨時会において、補正予算を議決いただき、総務省の指導のもとプロポーザルを開催しながら進めている事業であります。  議決を求める内容でありますが、契約の目的でありますが、鹿角市地域情報通信基盤整備事業伝送路工事ほか)で、契約の方法は随意契約であります。  随意契約とした理由ですが、事業者の選定に当たりまして、第1点目として本市で整備し所有することとなる光ファイバー網を借り受け、インターネットサービスの提供が可能な電気通信事業者であるか。  第2点目として、秋田県内における光ファイバーを利用したブロードバンドサービスの実績があるか。  第3点目として、住民向けブロードバンドサービスを提供するに当たり、品質確保のための設備管理、保守及び運用サービスを一体的に実施できるのかの3点について検討した結果、株式会社NTT東日本秋田1社だけがこれらの条件をクリアしたことから、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号競争入札に適さないものであり、随意契約としたものであります。  契約金額は5億4,915万円であります。  契約の相手方は、秋田市中通4丁目4番4号、株式会社NTT東日本秋田、代表取締役社長小野寺 仁であります。  次に、資料をごらんいただきたいと思います。  事業の概要でありますが光ブロードバンドサービス対策でありますが、市内で光ブロードバンドが使用できない八幡平地区の一部、赤平・蛇沢から八幡平温泉郷方面及び花輪地区の25局及び大湯中滝方面、五ノ岱十和田浄水場付近から北側に向かって光ファイバー網の送電路を整備するもので、延長112キロメートルであります。  これにより市内全域でブロードバンドが利用可能となります。  次に、地上デジタル放送送信対策でありますが、大湯中滝方面、五ノ岱十和田浄水場付近から田代平方面。八幡平地区は根瀬から熊沢国有林地内の八幡平温泉郷までの地上デジタルの伝送路を整備するもので、延長75キロメートルであります。同時に、受信用アンテナを八幡平湯坂に1基、大湯中田に1基を整備するものであります。  これにより、2011年7月24日の地上デジタル放送への切りかえに向けて、難視聴区域の解消となる見込みであります。  次に、携帯電話不感地帯対策でありますが、大湯西ノ森地区・田代平地区・戸倉地区の携帯電話基地局の開設に必要な伝送路を整備し、利用可能とするもので、延長28キロメートルであります。これにより市内ほぼ全域での携帯電話が利用可能となります。  次に、図面でありますが、2ページをお開きください。  赤枠は、今回整備予定の位置図であります。さらに3ページから5ページの図面は、地区ごとの伝送路等の詳細を示したものであります。  なお、この事業は11カ月を要することから繰越明許を設定しており、平成23年2月15日の工期で進めております。以上で説明を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。福島壽榮君。 ○14番(福島壽榮君) 今、工期は来年の3月15日。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 平成23年2月15日の予定で進めてございます。 ○議長(黒澤一夫君) 福島壽榮君。 ○14番(福島壽榮君) これで、今、説明では鹿角エリア全域がブロードバンド利用ができるということの説明になりました。  市の方からNTTの方に工事に当たっての条件が付されてあるのかどうか。というのは、順番等について、何か市としてこうすべきだとか、こうしてほしいという、何か条件を付されてあるのかどうか、お尋ねします。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 特に条件は付してございません。  順番とかについても、条件を付してございません。 ○議長(黒澤一夫君) 福島壽榮君。 ○14番(福島壽榮君) だとすれば、これは私のお願いになるのですが、25局管内には、誘致企業、それから学校、こういうのがあるエリアでございます。当然、工事はこの約1年間の期間になってますので、当然順番というのがNTT側の方で考えられると思うのですけれども、特にそういうことを配慮して、順番等をなるべくそういう公共施設なり、あるいは誘致企業の方については、可能な限り早めに整備してもらうような進めをお願いしておきたいと思います。以上です。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 公共施設については、全部利用可能になってますので、今は工場とか、そういう部分が早くということですので、それは事業者と協議してまいりたいと思っています。 ○議長(黒澤一夫君) ほかにございませんか。吉村アイ君。 ○8番(吉村アイ君) 光ケーブルの方は、もう全部これで全域ということだったのですけれども、携帯電話に関しては八幡平とかの奥の方はつながらない部分もあったと思うのですけれども、携帯電話に関してはこれで全部ということですか、それともまだ残っているということでしょうか。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 携帯電話についても、全地域で、今のこの八幡平地域も一緒にあわせてこの事業でやりますので、全部ということになります。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 訂正させてください。八幡平地区の方については、大沼の方は携帯電話は、今、現在通じるようでございます。 ○議長(黒澤一夫君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。  これより採決いたします。議案第46号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第46号工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(黒澤一夫君) 次にお諮りいたします。  各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長並びに地域活性化対策特別委員会委員長より、鹿角市議会会議規則第104条の規定により、閉会中審査事件の申し出がありますので、この際これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認め、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付いたしております閉会中の審査事件付託表のとおり決するに、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもちまして、第2回鹿角市議会定例会の議事はすべて終了いたしました。  本定例会は、3月1日から本日までの17日間にわたりましたが、この間における議員各位、並びに市長を初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、審議の過程で出されました議会の意見等を十分に尊重され、効率的な行財政の運営に当たられるよう切望いたします。  以上で、平成22年第2回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午後1時31分 閉会              平成22年 第2回鹿角市議会定例会          閉会中審査事件付託表                             (平成22年3月17日提出)  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃委員会名 │      付託内容                         ┃  ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃総務財政 │                                   ┃  ┃     │市総合計画の推進について                       ┃  ┃常任委員会│                                   ┃  ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃教育民生 │21陳情第13号 後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情          ┃  ┃     │22陳情第4号 最低保障年金制度創設などを求める陳情          ┃  ┃常任委員会│所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について    ┃  ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃産業建設 │農林業及び観光・商工業の振興について                 ┃  ┃     │                                   ┃  ┃常任委員会│都市施設の整備について                        ┃  ┃     │                                   ┃  ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃議会運営 │地方自治法第109条の2第4項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事┃  ┃委員会  │項、全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項 ┃
     ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃地域活性化│                                   ┃  ┃対策特別 │地域活性化対策に係わる事項                      ┃  ┃委員会  │                                   ┃  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛       議  長     黒 澤 一 夫       署名議員     中 西 日出男       署名議員     阿 部 佐太郎       署名議員     田 村 富 男...